主人公という存在は話の流れに応じて成長していくものなのだな、と実感しました。
私の書いた『魔法少女まどか？ナノカ』の主人公・夕田政夫は最初の頃は周りの人間を自分の主観だけで見ていたので、かなり偏見の強い独善的な少年でしたが、他のキャラクターとのコミュニケーションを通じて、人間が持つ弱さや汚さを許容できるようになっていきました。
最終的には作者でもびっくりするほど優しい人物像になっていて、読んでいて感心してしまいました。

最近、仮面ライダー鎧武というまどマギと脚本家の同じ番組を見て、とあるキャラクターが彼に似ていたのでふとそんな事を思いました。
表面上は柔和であどけなくて、でも内心に黒いものを秘めている感じが政夫と実によく似ていました。
他人をそれとなく動かそうと画策する行動も彼と似通っていて、笑ってしまいました。
惜しむらくは最終的に向かっていく方向性が真逆だった事でしょうか。

とにかく、改めてキャラクターの成長を感じたという話でした。


ってことでちょっと作者からの作品の感想が出てますわ。
・・・・ちょっとまた改めてみてみようかな？
って思った本日。

ほんとに名作の二次小説です。
魔法少女まどか？ナノカ 。

個人的にそう思いますわ。